卒業式

2013年02月25日

2月16日に卒業式が挙行された。能登空港キャンパスが開校してもう10回目となる卒業式となり、大変感慨深いものになった。

各学科共、皆仲良く、元気で明るく、就職も全員が決定して卒業する事ができ、我々教員も感激、感動を持って送り出した。

卒業生が入学してきた時、高校を卒業したばかりのいかにもフレッシュマンといった、まだまだ子供から抜け切っていない顔で、不安と期待で一杯だと言わんばかりで入ってきたことを昨日の事のように思い出す。

その彼らが、たった2・3・4年間で、かくも逞しく育って巣立って行く姿を見ることができ、教師冥利につきるという思いで一杯であった。

在学中は、勿論、全て順調であった訳ではない。皆それぞれ、色々な苦労があった訳である。

卒業式の前日、謝恩会に招待され出席した。その時それぞれが在学中の思い出を話した訳だけれど、その話を聞きながら、ここで過ごした彼らの4年間はとんでもなく濃い4年間だったということが良くわかった。

勿論、我々にとっても大変な苦労があったわけであるけれど、ある学生の話しが大変印象的であった。それは、「数学を勉強中、解らなくて、寮であるので、夜中に友人の部屋を訪れ、明け方まで二人で頑張った。しかしわからなくて本当に苦労した。その様な事が何回か有り、このままでは授業についていけず辞めようと思った事が何度もあったりした。」と涙を拭きながら話をした学生がいた。その学生は、その苦労を乗り越え立派に成長した。

また、苦労は勉強の苦労だけではなく知らずして身に付いた、寮生活を通して育んだ友情、協調性、責任感、遵法精神、規律の遵守、リーダーシップなど、普通の生活をしていたらなかなか得られない勉強ができたのではないかと思う。

皆が一様に、「ここに来て本当に良かった。この学校でなければここまで成長はできなかっただろうし、就職もどうなったかわからない。本当にありがとうございました。」という感謝の話を聞いて、これなら社会に出ても、充分対応できるであろう事を確信した。

これが本校の教育の成果であり、嬉しくもあり、また、責任重大であると再認識した次第である。我々教員も、彼らに学ぶところが多々ある。我々教員も未だに自分を磨いている最中である。

彼らの情熱に溢れた輝く目を見ると、今までの苦労が思い出されると同時に、その苦労が消えてまた新たな勇気をもらったような気がするのである。

卒業生諸君が、それぞれに活躍し、輝いた人生を送る事を祈念するものである。


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